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認知症の新しい治療

本日の中国新聞に「アルツハイマー型認知症の新しい治療」に関する全面広告がありました。
樹木希林さん出演の同内容のテレビコマーシャルを見られた方も多いのではないでしょうか。
(http://www.isshogaiine.com/)

アルツハイマー型認知症は、認知症全体の約半数を占めるものですが、
残念ながらまだ根本的な治療薬は開発されていません。
現在の医学では、進行をできるだけ抑制して、現状を維持することが治療の中心となります。

日本ではドネペジル(商品名 アリセプト)が唯一の治療薬として長年使用されてきましたが、
昨年下記の3つの新しい治療薬が選択肢に加わりました。

・ガランタミン(商品名 レミニール)
・リバスチグミン(商品名 イクセロンパッチ または リバスタッチ)
・メマンチン(商品名 メマリー)

ガランタミンとリバスチグミンは従来のドネペジルと似た作用機序、
メマンチンは他の3つの薬剤とは違った作用機序で効果を発揮します。
またリバスチグミンは貼り薬です。
4種類の薬それぞれに特徴があります。

それまで1種類しかなかった治療薬が、4種類に増えたことによって、
患者さんにより合った薬を選んだり、
2種類の薬を併用するなどして、より効果的な治療を行えるようになりました。

当院でも上記4種類の薬を組み合わせて、
新しい認知症の治療を積極的に行っています。

認知症の診断をまだ受けておらず、もの忘れなどが気になる方も、
すでに認知症として治療を受けているが、もの忘れなどの進行が気になる方も、
ぜひ一度専門医にご相談ください。
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1周年

4月5日、当院は開院1周年を迎えました。
多くの方にご支援を頂き、
また多くの方に受診していただきました。
無事1周年を迎えることができたことを、皆様に御礼申し上げます。

2年目も丁寧な診療を続けて参りたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

再診の方も初診の方も、
予約なしでもご希望の日に受診していただくことができますが、
できるだけ待ち時間の少ない時間帯をご案内いたしますので、
ぜひ電話予約をご利用ください。

統合失調症の前衛芸術家 草間彌生さん

朝日新聞のインターネットサイト「朝日新聞デジタル」に、
前衛芸術家の草間彌生さんとコラボレーションした携帯電話や下着が
若い男女を中心に人気となっているとの記事がありました。
http://www.asahi.com/culture/update/0331/OSK201203310052.html

草間彌生さんは紺綬褒章や旭日小綬章も受賞した
印象的な水玉モチーフでも有名な芸術家ですが、
少女時代より統合失調症を患っていたことも知られています。
その素晴らしい作品は公式サイト
http://www.yayoi-kusama.jp/j/biography/index.html)に詳しく紹介されています。

統合失調症はおよそ100人に1人がかかると言われる、代表的な心の病気です。
思春期から40歳くらいまでに発病することが多いです。
ものごとを考えていく道筋がまとまらなくなったり、
実際には見えないものが見える、聞こえないことが聞こえる(幻覚・幻聴)など、
自分の感覚が頭の中できちんと理解できなくなります。
まわりからの刺激に反応しやすくなり、そのため疲れやすくなったりもします。
さらに、物事に対して無関心になったり、意欲がなくなったりすることもあります。

抗精神病薬といわれる、脳内情報伝達物質のバランスを整える薬が
幻覚や妄想などの症状を改善するために使用されます。
抗精神病薬は、ここ最近10年でもめまぐるしく進歩しており、
以前よりずいぶん治療しやすい病気となっています。

草間彌生さんは特別なケースかもしれませんが、
心の病気があっても、その人の好きなこと、得意なことを伸ばしてあげることができれば、
その人の持つ健康的な面が成長し、相対的に病気の部分が目立たなくなっていくのかもしれません。
私たちも薬の治療だけでなく、そういった視点も持って援助していければと思います。
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Dr.yamamoto

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