うつの治療を考える会in南区

南区内、近隣の内科や脳神経外科などの先生向けに講演させていただきました。

うつ病で現在治療を受けられている方は100万人以上とされており、
その全てを我々精神科専門医だけで治療するのは困難です。
また、実際にうつ病の方が最初に受診するのは内科が最も多く、
精神科や心療内科を直接受診される方は1割程度と言われています。

従って、内科などのかかりつけの先生にうつ病を診ていただく事、
また我々専門医との連携が非常に重要です。

うつ病の診断や治療の基本的な考え方、
自殺予防のためにどのようなことに注意しておくべきか、
どのような場合に我々専門医にご紹介いただく必要があるかなどをお話しさせていただきました。

今回の講演はあえて少人数で行い、
出席していただいた先生方全員に意見や質問をいただき、
お互いに顔の見える連携を構築するため非常に有意義な会となりました。

このような活動も続けていきたいと思います。