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今年のまとめ

久しぶりの更新となってしまいました。

早いもので、今年も残すところ1週間余りとなりましたので、自分なりに今年を振り返ってみたいと思います。

何はともあれ、自分自身もスタッフも当院通院中の方からも新型コロナウイルス感染症が出ず、休まず診療ができたことに感謝です。

今年のお正月、できるだけたくさんの本を読むことと、その記録をつけることを1年間の目標として掲げました(守れなかったらいけないので、誰にも言わずにですが)。ほぼ毎週、多い時は週に2回図書館に通い、毎日読書はできたかなと思います。本のタイトル、著者名、気になった内容がある場合はそれを短く手帳に記録しました。全国に緊急事態宣言が出された4月16日からは、同じ手帳に自分の行動記録もつけるようにしました。自宅とクリニック以外に立ち寄ったところを毎日記録しました。

手帳を見返したところ、12月20日現在で391冊の本を読んだことが分かりました(医学書は除いています)。ほぼ1日1冊の計算ですが、もちろん全ての本を等しく熟読したわけではありません。小説はじっくり読みますが、ビジネス書などでは速読、斜め読みの本もあります。

今年の読書記録の中から、気になった本をいくつか紹介します。

「作家の収支」 森 博嗣
原稿料や印税など、作家のお金事情を赤裸々に語った一冊。医者でなければ、作家になりたかった。いや、知念実希人など医者でありながら人気作家というパターンもあるので、今でも憧れです。

「実践 行動経済学」 リチャード・セイラー
愛知医科大学精神神経科 森 康浩先生の講演の座長を務めさせていただいた時に、勧めていただいて読みました。行動経済学はここ数年の流行りですが、医療の現場でも多く活用できることを学びました。

「できる教師のTODO仕事術」 栗田 正行
いわゆる仕事術の本は星の数ほど出版されています。本書は教員のための本ではありますが、全てのビジネスパーソンに通じる本。ビジネス書として優秀です。

「モレスキン 人生を入れる61の使い方」 堀 正岳
高級ノートで知られるモレスキンの使い手61人の使用方法が紹介されています。眺めるだけでも楽しいです。いつも100円程度のノートしか使っていないのですが、いつかモレスキンを使ってみたいです。

「天才たちの日課」 メイソン・カリー
超クリエイティブな161人の世界の偉人の、必ずしもクリエイティブではない日常が紹介されています。しかし、やはり天才は普通の人とは違うようです。

「ニワトリをどう洗うか?」 ティム・カルキンス
タイトルだけでは内容が分からないと思いますが、上手なプレゼンの方法論を説明した本です。ジェレミー・ドノバンの有名な「TEDトーク 世界最高のプレゼン術」もお勧めです。

「舟を編む」 三浦 しをん
今年読んだ小説ではNo.1。新しい本ではないですし、映画化やマンガ化もされたベストセラーなので、ご存じの方も多いと思います。とにかく日本語が美しい。読んでいてとても心地良いです。

講演は1年間で12回行いました。コロナで中止になった講演会もある割に、自分としてはよくやった方かなと思います。最近はweb配信の講演が中心で、聴講者の目の前で話ができることは少ないですが、それでも講演を行うことは絶好のアウトプットの機会です。かなり自分の勉強にもなるので、ご依頼があればできるだけ続けていきたいです。

読書は今後も続けますが、来年の新たな目標もこれから考えたいと思います。英語の勉強をしたい、何か資格を取りたい、運動の習慣を身につけたいなど、候補はいくつかありますが、それらは今までにも何度も挫折したことのある目標です。何にするにしても、1年間続けられる行動力を持っていたいものです。

ブログの更新は・・・今回で6回・・。来年はもっとがんばりますので、よろしくお願いいたします。

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