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休診のお知らせ(令和5年3月4日土曜日)

誠に勝手ながら
令和5年3月4日(土)は休診とさせていただきます。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。

休診のお知らせだけだと味気ないので、
ここ数ヶ月に読んだ本のうちいくつかをご紹介いたします。

「同志少女よ、敵を撃て」
ある人が貸してくれて読みました。重いテーマに、けっこうな分厚さ。一部残酷な描写もありますが、どこか鮮烈な青春小説のようでもあり、思ったよりスラスラ読めました。

「ライオンのおやつ」
ずっと読みたかった本ですが、文庫化してようやく読みました。ウルっと来ましたが、リビングの片隅でお父さんが本を読みながら泣いていたら子供たちにキモイと言われそうなので、グッとこらえました。

「MR」
MRとは製薬会社の医療情報担当者のことで、クリニックや病院などにも出入りされている方です。本書は製薬業界版の半沢直樹という感じ。業界の方は2割増しで面白く読めますが、それ以外の方は半沢の方が良いかもしれません。出てくる医者の9割は悪徳医者ですが、実際にはそんなにいませんよ。

「悲しみとともにどう生きるか」
これは小説ではありません。編著者は世田谷一家惨殺事件被害者のご遺族で、現在は上智大学グリーフケア研究所の非常勤講師をされている入江杏さん。同氏が主催している「ミシュカの森」という会で行われた講演のうち、柳田邦男や平野啓一郎の話などいくつかをまとめたもの。不条理なかたちで大切な人を喪った方やその支援者向けの本なので、皆さん全員にお勧めするようなものではありません。私自身の仕事にも関連する内容で、たまたま以前から図書館で予約していたのが届いて読んだのですが、父の死の直後でもあったためか非常に心に響きました。購入してじっくり2回目を読んでいる最中です。
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読書にまつわるルーチン

父が亡くなる前の1週間くらいはさすがに本を開く気にもなれませんでしたが、葬儀が終わった日の夜からは読書を再開しています。

本を読んでいると余計なことを考えなくて済みますし、特に小説は自分にとって純粋な楽しみ、エンタメです。

実際、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」を読んでいる時は、頭の中はまさに映画を見ているような感覚でしたし、恩田陸の「蜜蜂と遠雷」を読んでいる時は、本当に頭の中にピアノの音色が聴こえているようでした。小説家って、本当にすごいですね。

さて、読書自体は毎日短い時間でもしていますが、本を読むこと以外に、読書のためにしているルーチンがありますので、今回はそれを紹介いたします。

まず毎日しているのは、読書記録アプリ「ブクログ」のチェックです。
以前は読んだ本のタイトルなどは手帳に手書きで記録していましたが、この3年くらいは「ブクログ」を利用しています。
読んだ本のバーコードを読み込むだけで、簡単に読書記録が作れて、しかもそれが自分だけの本棚のように表示されて、とても便利です。
読んだ本の感想も1~2行ですがメモで書いておきます。
また、自分と同じ本を多く読んでいる他のユーザーのお勧めの本なども表示されるので、それらを毎日チェックして、次に読みたい本を探しています。

2~3日に1回、YouTubeで読書関係の動画をいくつかチェックします。
一番よく見ているのは「ほんタメ」です。
たくみとあかりんという男女2人がお勧めの本などを紹介しているのですが、特にこの女の子の方(舞台女優か何かをしている若いきれいな女性なのですが)の読書愛がすごいです。
上手く説明できないのですが、質量ともに私なんかよりはるかに読書好きのようで、興味がある方は一度チェックしてみてください。

1週間に1回は図書館に行っています。「ブクログ」などでチェックした借りたい本を図書館のホームページから予約。ついでにホームページの新着蔵書リストをチェックし、こちらからも読みたい本をピックアップします。

こんな感じでやっていると、読みたい本リストはどんどん増えていき、常に300冊を超えている状態です。
読んでも読んでもなかなか減りません。
今後読みたい本が尽きてしまうという心配はなさそうですが、逆に読みたい本を全部読むということもできなさそうです。

効率良く読書を楽しむため、他の人が実際に読んで良かったという情報も参考にさせていただいていますので、お勧め本があればぜひ教えてください。
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