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アルコール依存症 断酒補助剤「レグテクト」

アルコール依存症患者さんに対する断酒の補助剤が新たに発売されました。
「レグテクト」という新薬です。
今までにもアルコールの分解を抑えて、わざとお酒をあまり飲めなくするような薬はありましたが、
「レグテクト」はお酒を飲みたいという欲求自体を抑えてくれるという画期的な薬として、
その効果が期待されています。
以下にお示しする通り、アルコール依存が社会的な問題になっているのはよく知られたことと思います。
道路交通法の改正による飲酒運転の厳罰化などの対応が取られてから久しいですが、
こういった対処だけでは根本的な解決ができないことは明らかです。

自分自身や家族がアルコール依存症ではないかなと不安な方や、
「レグテクト」などを用いたアルコール依存に対する治療を希望される方は、お気軽にご相談ください。

アルコール依存症治療ナビ」にはアルコール依存度を簡単にチェックできるテストもあります。

以下にアルコール依存症に関する中国新聞の記事を一部抜粋します。

「広島市は、市職員の飲酒運転が後を絶たない状況を受け、約1万1千人の全職員を対象に、普段の酒量や二日酔いの程度などを尋ねる面談調査を始める。アルコール依存が重い職員には、日常的に公用車を使う職場からの配置換えを検討する。4日、松井一実市長が市役所で記者会見し、明らかにした。
 市人事課によると、各職場の所属長が7月、職員との個別面談を始める。日ごろの酒量や頻度、酔った時の様子、二日酔いでもハンドルを握るかどうかなど飲酒運転に関する認識を尋ねる。面談は1~2カ月で終える。
 日常的に公用車を運転する職場で、職員のアルコール依存症などが分かれば、産業医と相談して異動も考える。自分の意思で酒をセーブできない職員については、家族に協力を呼び掛ける。」

我々医師が飲酒運転をした場合、減点や罰金などのみでなく、
「医業停止~ヶ月」など、医師免許そのものに傷をつけてしまう可能性があります。
このような問題は国家資格を持つ方や公務員だけの問題ではありません。
飲酒運転による人身事故などは、被害者はもちろん、加害者自身の人生をも大きく狂わせることになります。
アルコールが大切な人間関係をダメにしてしまったりということも珍しいことではありません。

アルコールの問題でお悩みの方は、是非ご相談ください。
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